横浜にある伊勢山皇大神宮は横浜のお伊勢さんと呼ばれています。横浜の方は初詣というと、こちらに参拝する方が多いそうです。私は未だに伊勢神宮に行った事がありませんが、検索したところ、伊勢山皇大神宮は伊勢神宮の空気まんまと説明されている方がいました。私のど素人診断では、伊勢山皇大神宮はすごく透き通った空気感を感じます。
伊勢山皇大神宮も日本に帰国すると必ず参拝に行く神社の一つです。初めて伊勢山皇大神宮を訪れた日は初夏の暑い日でした。紅葉坂から坂をヒィヒィ言いながら登って、やっと伊勢山皇大神宮の階段を登り切って本殿前の鳥居(実際には柱にしめ縄のついたもの)に立った瞬間、とっつぜんビュゥゥゥゥ〜!!!と心地よい風が本殿から力強く吹いてきて、暑さでヒィヒィ弱った身体には気持ちの良い涼しい風の大歓迎を受けたようでした。
そして、実はここで私が好きな場所があります。それは、本殿の真横にある大神神社の磐座。前に立つと、ズーンと響く何かがあるんです。ムワムワムワ〜っとパワーが放出されていると言うか、とにかくただものではない空気を感じます。私はこの磐座がとにかく気になって気になって、この磐座さんにいつも「いつか本場の大神神社に行って三輪山に登拝できますように」とお願いしていました。それが、去年実際に叶ったのでやはりパワーのある磐座さんなんだと思います。もちろん、奈良から戻ってこの磐座さんにお礼を兼ねて土産話をしに行きました。
この磐座さんは、以前も願いを叶えてくれた事があります。それは、母と叔母と一緒に東京駅からバスで香取神宮、それから鹿島神宮に行く時でした。しかし、前々からその日の天気予報は大雨。年に一度行けるかどうかの折角の鹿島神宮と香取神宮参拝で大雨になるのは余りにも悲惨すぎます。と言うわけで、出発の前日、いそいそと伊勢山皇大神宮に赴きました。本殿でご挨拶してそそくさと磐座さんへ。
「明日、母と叔母を連れて鹿島神宮と香取神宮に行きます。でも、天気予報が大雨なのです。年老いた親と叔母ですし、少しでも雨が降らないようどうにかならないでしょうか?」
年老いた親を前面に出したちょっと汚いやり口のお願い…?
そして、当日になりました。雨が降りそうで降らない空の中出発。さて、バスがどんどん千葉方面に向かいます。香取神宮、なんとか雨降らず!おまけに佐原の町も雨降らずに散策できました!そして、今度は電車で鹿島様へ出発。鹿島神宮に到着すると、雨が降るどころか青空まで見えました!いやはや、大神神社の磐座様のパワーは本当に凄いです?出発前日には、心配性の父から「明日は100%雨の予報だし、特に大雨って言われてるから行くのキャンセルした方がいいんじゃない?」とまで言われていたんです。それなのに、本当に全く雨に降られず、両方の神社を参拝する事ができたのです。この後、磐座さんにお礼参りに行った時には、お賽銭箱の前でキジバトに待ち伏せ?されていました。そのキジバトは私がお礼参りをしている間ずっと足元にいてはチラッチラッと私の様子を伺っていました…大神の神様からの何かしらのテストだったのでしょうか??
しかし、一つ不思議な事があります。我が母上は、鹿島神宮の本殿目の前から数メートル離れたとある地点に立つと肩がズシーンと重くなって呼吸が苦しくなるそうなのです。初回行った時も同じ症状になり、その時叔母に話したら面白がって「どこでそんななったのよ!?」と、同じ地点に誘導。すると、本当にまた肩がズシーンと重くなって苦しくなったそうです。ただ、その地点から離れるとその症状が消えるとの事。
はてさて、母は前世で鹿島神宮で何かやらかしてしまっているんでしょうか。ちなみに、私が鹿島神宮で干支のお守りをいただいたら、母も同じ干支のお守りをいただきました。ストラップ状で干支のチャームがネジで接着されているものです。母の干支のお守りは使用してから数日程度でチャーム部分が取れてしまい、母は何度か接着剤で直そうとしたそうですが全くくっつかなかったそうです。
たまたま霊感があるという知り合いが家に来た時に、そのお守りをその人に見せるとたった一言「〇〇さん(母)、ここの神様から嫌われてる」
と、言われていました?しかし、なんででしょうかね〜?今生では母は2回しか鹿島神宮には行ってませんし、私が見る限り全く無礼な事はしていませんでしたが。やはり前世で何かしでかしているんでしょうか?
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