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浅草神社の水引守

うさぎの為に日本に6年帰国できなかった時期がありました。きょうび、どんな場所にいても情報はネットでいくらでも入ってくるので気になる神社やお守りの情報などを得てしまうわけです。その度にくぅ〜!とハンカチを食いしばって我慢?うさぎが可愛くなかったらサッサと年に1度でも2度でも帰国していたでしょう。しかし目に入れても痛くない大事なうさぎです。スーさん任せにしてどうしても帰国できませんでした。

そんな中「いいな〜!」と垂涎のお守りの一つが浅草神社の水引守。ブレスレット型になっており、水引きで出来ている花が月ごとにかわります。私は3月生まれなので、3月の桃の花の水引守が欲しかったんです?しかし、その当時は1日に授与開始されて当日か翌日にはもう頒布終了という大人気のお守り。しかも一人一体だし友達にも頼めるはずがありません。

そんな水引守、去年の3月にやっといただく事が出来ました!しかし、桃ではなく菫に変わっておった?(今年は木蓮のようですね)

私が生まれた時、父が庭に桃の木を植えました。私の生誕記念植樹かい!?私はその桃と一緒にスクスクと育ちました。夏になって桃の実がなると、やはりど素人が育てる?いや完全放置?自然そのまま?なので美味しい実ではありません。かじると甘さがなくてガリガリの桃?それをよく父がブランデーをちょっと入れたコンポートを作ってくれたのですな(ウチで小洒落た事をやるのは父と相場が決まってました?)。それがとても美味しくて、我が家の夏の風物詩でした。

そんなこんな記憶も相まって桃の実も花も大好きです。水引守も桃の花が欲しかったな〜。しかし、色で言うと青系統が大好きなので、この菫も十分可愛い。なにより生まれ月の水引守は格別嬉しい?繊細な作りで引っ掛けたら怖いので、たまに「あ〜かわいいな〜」と眺めるだけになっています☺️

浅草神社の後ろに被官稲荷神社というおいなりさんがあります。ものすごく風情と歴史を感じさせる不思議空間なのです。話によると、関東大震災と空襲を潜り抜けて現存するお社だと言うではありませんか?母が浅草生まれなので下町の被害状況などはちらっと聞いたことはありますが、この地で江戸時代から現存するということは凄いですな。この被官稲荷さんの空間が好きで、むしろ浅草神社さんよりこのお稲荷さん目当てで行くことが多いです。ただ、ここのお稲荷さんはちょっと緊張感を感じて「よっ!おいなりさん、また来たよっ!」的な気持ちで行くと「馴れ馴れしくすな!」と厳しく叱られそうな雰囲気を感じます?行く時はほげ〜っとした顔つきではなく、ピシッと襟を正して参拝しに行きます?

ちなみに、以前浅草神社で被官稲荷神社「お姿」なる今戸焼の可愛い狐人形を頂きました。スーさんの部屋のお稲荷さんコーナーに鎮座しています。

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