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おののたかむら

平安時代に好きな人物が沢山います。もちろん平将門!そして元三大師に弘法大師、そして小野篁!

中でも小野篁のネタの宝庫っぷりは凄いものがありますね。まず平安男子の平均身長が161cmだそうですが、篁は188cmだったらしい事。今でも188cmの日本人はそうそういないのでは!?そしてしょっ中、鴨居に頭をぶつけていたのではないだろうか?嵯峨天皇から「子子子子子子子子子子子子」を読めるかと問われて「ねこのここねこ、ししのここじし」と返答できる頭脳とその機転の良さ。頭脳明晰、運動能力も高く書画や歌にも明るいマルチプレイヤー、一目置かれていた為、流罪になってもすぐ都に復帰。とにかく笑っちゃうくらいすごい人なのですが、その中でも特に有名な小野篁伝は毎晩地獄に通っては閻魔大王の補佐として仕事をしていたという事ではないでしょうか。

京都の六道珍皇寺にある井戸は地獄に通じていて、この井戸を通じて地獄へ出勤していたそうです。この井戸は現存しますが、公開日ではないと近くに寄って見られないようです。また、この井戸は「有頂天家族」にも登場しますね。小説ではなくてアニメ版を観たことがあります。

東京は入谷の駅から徒歩数分の所に小野照崎神社という神社があります。ここは、渥美清が「男はつらいよ」の寅さんの役をもらうきっかけとなった神社としても有名ですが、ここの御祭神が小野篁です。初めて行った時は、お友達から「限定御朱印を頂きに行こう!」と誘われて行ったので、御祭神が小野篁とは知らなかったのです。知った時にはなぜ都内に祀られているんだろう!?との疑問が。小野照崎神社のサイトによると、小野篁が東下り(あずまくだり)をした際にこの地に住んでいたとの事!へぇ〜!東国(当時、東京はなんと呼ばれていたんでしょう?武蔵国…広範囲に東国…??)にも住んでいた事があったんだ〜!とびっくりです。しかし、昔の人って電車や車がないのに行動範囲が本当に広くてビックリしますね?‍♂️

小野照崎神社も帰国すると必ず参拝に行く神社の一つです。上の画像は小野照崎神社で目撃した猫ちゃん。ここも野良の子が多いですね。まさに子子子子子子?小野篁公には興味津々です。タイムマシーンがあったら会いに行きたいです?

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